Day 6, Chicago に到着

今日はほとんどの時間を高速道路の上で過ごした。出発して数時間後に小雨が降り始めた。バイクに乗る人は知っているだろうけれど、小雨であっても時速100キロ以上くらいで走ると小石がぶつかったように痛い!痛いし危ない。

そんな訳で、雨の間はあまり走れないのでなかなか距離が進まない。サービスエリアで雨宿りをしている間に今日のホテルを決める。シカゴの空港の近くに決めた。

実はシカゴには数日滞在するため、一度バイクを返却する。空港近くのホテルにしたのはそのバイク屋が空港近くにあるから。当初の予定では本日午前中に返却だったが、全く間に合わない為1日延長することにした。

それまで見渡す限りだだっ広い平地から視界に入るコンクリートの割合が増えてくる。そのうち遠目にシカゴのビル群が見えてきた。

20年ぶりのシカゴ。夏の夕方のまだ結構強い日差しの中、見事にラッシュアワー渋滞にはまった。車に囲まれながら慣れない道をノロノロ運転で進みホテルを目指す。夕方6時半ごろホテルに無事到着。

ニューヨークからシカゴまで1,300キロメートル以上走ってきたけれど、まだアメリカ横断全体から見るとウォーミングアップみたいなもの。まだまだこれからだ。

泊まるホテルはモーテルのような作りだった。いわゆるモーテルであっても、今では積極的にモーテルとは名乗らないのかもしれない。

外では蝉が鳴いている。シカゴにもセミがいるんだな。蝉の鳴き声を聞いたのはかれこれ6年ぶりぐらいかな?セントマーチン島にはいないから。

風情があって良い。この、いつまでもは続かない夏感が。蝉ってそういう儚さの象徴に感じる!永遠に続く夏の島、セントマーチン島も良いけれど、四季のない島で暮らしていると、四季の素晴らしさがわかるようになった。

ここは郊外のそういうタイプのホテルだから施設内にレストランがない。少し外出してみた。あまりチョイスは無いのだけれど。すぐ近くのメキシコファーストフード店に入った。店内には地元のメキシコ人らしき家族がいる。期待はしていなかったが、これが結構おいしかった。やっぱり地元の人が利用している様なお店は当たりが多い。

今夜インディアナ州で竜巻があって20名ほどの方ケガをされたらしい。倒壊した家やへし折れた木の映像を見た。先ほど通った道から40マイルくらいの距離だ。今日は確かに大気が不安的な感じだったけれど、まさか近くでトルネードとは恐ろしい。これからはもう少し天気予報気をつけて見よう。

今日の走行距離:
253mile407km
合計
走行距離:
836mile1,345km

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