Day 7, Chicago 一旦バイク返却

午前中Eagle Riderにバイクの返却に行く。少し分かりづらい場所にあるので辿り着くのが難しい。さらにそのエリアに到達直前の道が工事中で、ここに進入して良いのかどうかも判断しづらい。

それでも進んで行くと大型バイクがズラーッと並んでいる店が見えてきた。あ、ここに間違いない。

中に入ると、これまたイカついおじさんとタトゥーがいっぱい入ったおばさんがいた。でも、やっぱり親切。それからツーリング始めかツーリングを終えたバイカーが数名。皆、すごーくデカくて強そう。戦ったら勝てる気がしない。まあ、いい人達そうなのだけれど。

店内にはバイクグッズが充実している。実際のライダー用装備品が中心だが、Tシャツとかはお土産にも良いと思う。ニューヨークのバイク屋さんに比べると値段もだいぶ安い。

僕が乗ってきたバイクは問題なかったのでそのまま返却。 数日後この店舗でまたバイクを借りる。手続きを終え外に出る。

次もハーレーを借りるようにしてあるけれど、もし用意できなかったら「インディアン」になるとの事。全然OKです!(むしろインディアンの方が良いくらい)

「インディアン モーターサイクル」というのは、見た目はハーレーに似ているけれどハーレーではなく、アメリカ初のバイクメーカー。

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僕は映画の中のインディアンが好きでいつか乗りたいと思っていた。「Easy Rider」の中でデニス・ホッパーが乗っていたインディアンとか、邦題「世界最速のインディアン」のアンソニー・ホプキンスが乗っていたインディアン。

もちろん、現代のインディアンはだいぶ発達して、映画の中のそれとは違うけれど。

バイクを返却したので足がなくなった。またUberを使ってみる。近くに走っている車がすぐ見つかった。でも前述した通り、ここは辿りつくのが難しい場所なので、なかなかやって来ない。

お互いオンラインで位置確認ができる為、道に迷っている様子もわかってしまう。そうこうしている内に、依頼をキャンセルされた。え、何それ!そんな事もできるの?

確かに必要以上に手間を掛けすぎると彼らの利益が圧迫されるので、これは面倒すぎると思えばドライバー側からも断れるらしい。それに利用後の評価もあるので、あまりに遅れすぎて低評価が付くのを避けるという理由もあるかもしれない。でも早めに断ってくれれば、それはそれで合理的だし良いと思う。

次のドライバーを探そう。たぶんこの場所で同じ事をしても、また同じ結果になりそうなので、もっと分かりやすい道まで出てみる。10分もたたないうちに次のドライバーが無事到着。

一般的にUberドライバーは、道の詳しさなどタクシードライバーに敵わないだろうけれど、利用後の評価システムもあるし、丁寧な対応してくれるのが良い。

事前に調べてあったイタリアンマルシェ「Eataly Chicago」に到着。ここはシカゴの中心地。建物内にはイタリアの食材や食事処がいっぱい!ここ数日たいしたものを食べていないので、余計に天国に感じる。

注文したアマトリチャーナ、お通しで出たシンプルなパンとオリーブオイルがすごーく美味しい。特に何このオリーブオイル?素材の味が活きすぎている。今まで僕が知っていたオリーブオイルとぜんぜん違うんですけど。

あとPERONIというイタリアンビールが最高に美味しかった。好み好み。

シカゴまで無事に走って来て数日ぶりに飲むビール、というシチュエーションも手伝い格別なひと時だった。

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