Day 8, Chicago ルート66の始まり

午前中にホテル(モーテル)から無料のシャトルバスで空港まで向かう。その後空港の駅からシカゴの中心部まで地下鉄に乗った。

昨日のイタリアンランチにはとても満足して、夜は出かけず結局何も食べなかった。ホテル(モーテル)とその近辺には良いお店がないし。今朝も同じ理由で何も食べなかった。

今日はフレンチマーケットに行く(またマーケット?)。それで実際に行ってみたらフレンチマーケットと言う名前ではあるけれど、フランス専門ではなく、ヨーロッパを中心としたいろいろな国の食材・レストランが集まっている。何となく日本のデパ地下的な感じ。ベトナム料理やスシもあった。想像していたマルシェと少し違った。

その中にモントリオールスタイルのパストラミのお店があり、珍しいのでそこで食べてみた。見た目には小さいサンドイッチ。初めは量的に足りないと思ったが予想以上に密度が濃くお腹いっぱいになった。とてもおいしい。

その後シカゴ中心部を散歩してみる。しばらく歩くと「ボーイング」と書かれたビルを発見。え、何と!ここはボーイングの本社らしい。全く知らなかった。建物内にボーイングのショップがあったので少し物色する。お土産屋として便利。何気なく散歩していたらボーイング本社に行き当たるって。シカゴすごい。

それからブラブラ歩いていたらシカゴ市役所前に到着。僕は全くの部外者だがせっかくなので少し入ってみた。石造りの建物内部は何ともクラシックな雰囲気で映画のセットみたいだった。1900年代初めから使われていて今も現役とは。石って物理的に簡単に時代を超えてしまう建材だ。普通に市役所として機能していた。

シカゴの街中はこんなクラシックな部分と近代的なビルが混在しているのが面白い。

そうそう、大事な事を忘れていた。ルート66の出発点はシカゴの中心部にある。その場所確認に行かなければ。

それはシカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)の真ん前にある。T字路のそんなに目立たない場所にBEGIN HISTORIC ROUTE 66という表示が出ている。

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大勢の人はそれに目もくれず通り過ぎていく。興味のない人達にとっては何の意味も持たない場所だろうから。普通はその対面にあるシカゴ美術館を見るだろう。たまーにそのBEGIN HISTORIC ROUTE 66に気がづき、写真をとっている人がいる。

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シカゴからバイク旅を再開する日は、わざわざまたこの地点から出発しよう。

その後、ミシガン湖沿いのミレニアムパークを散歩して帰路につく。シカゴの街散策、思った以上に楽しめた。街の中心部がコンパクトに凝縮されていて良い。歩きでも結構なスポットを巡れるし。国際空港から街の中心へも30分ほどだし便利。

僕はそういう作り・規模の都市が好みだ。正直、今までシカゴを特に好きでもなかったが、今日それが変わった。