Day 16, Oklahoma オクラホマ州に入ると雰囲気が一気に変わる

AM11頃、ミズーリ州スプリングフィールドを後にした。

そのまま走り続けオクラホマ州に入ると、これまでの州と比べ雰囲気が変わり始める。今までバイクで走りながら見ていた緑は濃いめの緑だったが、それが薄めの緑に変化した。

それから牧場を目にするようになる。牧場には牛達がのんびり牧草を食べている。

風が強くなった。明らかに。バイクの移動だからよくわかる。

こんなにもすぐ変わるものなんだ。ちょっとびっくりする。しかし、見渡す限り広大な大地でそれ以外なにも見えない。

風が強くなった事で、ある不安要素が頭の中に浮かんでくる。

「トルネード、竜巻」

そう、このオクラホマ州は竜巻が起こる事で有名な州でもある。本当にオクラホマ州に入った途端、見事に様子が変わった。

人種比率のバランスも変化してくる。アジア系の顔を多く見かける。アジア系の顔と言っても彼らはネイティブアメリカンの人達だ。オクラホマ州にはネイティブアメリカンの人たちが強制移住させられたという悲しい歴史があるから。

オクラホマ州は何故かハイウェイが有料だ。それを避ける為もあり、何より、タルサからオクラホマシティーのルート66が走りやすくて良いと聞いていたので下道へ降りる。

しかし、暑い。そろそろ秋らしくなった感じがしていたけれど、オクラホマに入ってからまた真夏に逆戻りしたよう。

この辺りのルート66は交通量も少なく、走りやすい。道端の景色は古びた感じで郷愁を誘う。

たまに寄るガソリンスタンドには必ずコンビニみたいな店舗が付いているのでそこで地元の人たちに会う機会がある。正直あんまりフレンドリーな感じではなくなった。気のせいか、ちょっと辛そうな顔をして、知らない人とはあまり話さないようなミズーリとオクラホマで色々と一気に変わってしまったような… 気がする。

この道を走るバイカーはとても多い。たくさんのバイカーとすれ違う。すれ違う際にはほとんどお互いあいさつをする。あいさつというか、独自のサインを出し合う。ライダーは左手をハンドルから離し、腕を45度くらいの角度左下に伸ばす。指はピースサインなどにする。

ルート66を走るバイカー同士はすごく連帯感がある。ガソリンスタンドやホテルなどで会えば、大体何か一言交わす。

ただこれはハーレーなどのアメリカンバイクでツーリングをしている同士の話で、レーサータイプやオフロードバイクに乗っているライダーとはあまり話をしない。

そういうふうになっている。

040916-1 040916-2

今日の走行距離:
294mile473km

合計走行距離:
1,726mile2,778km