Day 2, New York アジアご飯とバイク屋

朝に目覚めると、この10階の部屋の窓から夏晴れの素晴らしいマンハッタン島の景色が見えた。ニューヨーク!って感じがする。

でも出かける頃になると大雨が降り出し止む気配もない。仕方ないからカッパを着て駅まで向かった。地下鉄に乗りNY中心の地上に出るとまた空いっぱいに青空が広がっていた。結構天気が変わりやすいみたいだ。

キンキンに冷房が聞いた屋内と蒸し暑い地下鉄の構内もかなりの温度差がある。体調を崩さないように気をつけないと。まだバイクの旅は始まってもいないのだから。

今日の目的はアジアのご飯を食べる事と少しのバイク用品を買う事。

まずは韓国レストランで焼肉を。各小皿に乗ったたくさんの種類のお惣菜がテーブル中並ぶのが嬉しい、楽しい。アジアのご飯は理屈抜きで体に合う。自分が東洋人だと実感する瞬間だ。

韓国人のおばさんは僕に何度も韓国語で話しかけてきたけれど、僕の韓国語会話能力はほぼゼロだから~ わかりません!ハングル文字も宇宙人の言葉にしか見えない。母国日本のお隣の国なのに。

このアジアご飯が自分の体に合い親近感を得られる一方、すごい言葉の壁を感じる現象。漢字以外だとどうにもならない。そういう意味でいつももどかしい気分になる。近いのに、遠いっていう。まあ、英語で意思疎通をとれば済む話なのだけど、それだとやっぱり距離がある。

アジアご飯で満たされ、幸せ成分が身体中に広がるのを感じながらハーレー屋さんへ向かった。

夏用のライディンググローブと、目に風が入らないタイプのサングラスを購入。これらはカリブ海の島に帰ってからも使えるし、思い出アイテムにもなる事は間違いなし。

この店舗の一階ではライディング用品や服、グッズの販売をしていて、地下でハーレーのバイク自体が売られている。本格バイカーもいるけれど、観光客も意外と気軽に入っていける雰囲気だ。

夜は一風堂へ。

僕の場合、一番日本的なものでほしくなるのがラーメンと温泉。だから大都市に行くと必ず日本のラーメン屋に行く。これは他のものでは代用がきかず、自分でも作れないのでどうしても足が向かってしまう。

店は大盛況で30分待ちだった。日本みたいに行列はできておらず、レセプションに予約受付専門の人がいて、その人に名前を伝えておくと、大声で呼びに来てくれる。

カウンターに歩いていくと「らっしゃいませ~~!!」っていうあの日本の掛け声?みたいなのが店内に響き渡る。それに呼応し他のスタッフの人達もそれに乗っかっていくという、あのスタイル。スタッフの半分以上は外国人で、みなさん一生懸命に働いていた。

ラーメンの味も日本と同じで美味しくいただきました!

200816-2