ついに、バイクでアメリカ大陸を横断する

高校生の頃、バイクでアメリカ大陸横断を横断しよう!と決めてから早20うん年が経過。

その頃は実現できる目処は全くなかったし、アメリカに知り合いが居たわけでもなく、単純に「これがしたい!」というだけだったのですが。

その後、テレビの旅番組などで放送していた「アメリカ大陸横断の旅」とか、本屋でたまたま見かけた「ルート66」という文字や「アメリカのロードムービー」を目にする度、それらに心を奪われてきました。

ただ、具体的に計画を立てなければ実現できるはずもなく、社会人になり働き始めてからというもの、そんな思いも忘れがちになり…。でも、たま〜には思い出していたのです、「いつかバイクでアメリカ大陸横断するぞ」と。

そして、偶然にもカリブ海の島に移住してきた今、ついにその実現が近づいています。もう「いつか」ではありません。そこには具体的な日にちが入っています。

ご存知の通り、カリブ諸島というのは北米大陸の南東にあります。例えば、僕の住んでいる島からマイアミまでは直行の飛行機で2時間ほどの近さです。アメリカはすぐそこです。

「アメリカ大陸横断」と聞いてまず思いつくのは、ありきたりですがニューヨーク 〜 ロスアンゼルス間。以前からGo Westの歴史を辿り東から西を目指したいと考えていたのでした。

本当はアメリカでバイクを購入し、それに乗り大陸を横断し、そのバイクを僕の住んでいるセント・マーチン島まで船で搬送し、その後も乗り続けたい。というのが理想だったのですが、やはりそれは予算の都合上断念…。

それで残された手段はレンタルバイクです。車種はハーレー・ダビッドソン。アメリカのバイクと言えばやっぱりこれですよね。
(*注)実際にはほとんどインディアン・モーターサイクルで走ったのだけれど… 結果的にインディアンの大ファンになってしまった!)

僕はバイクの運転に慣れてはいたのですが、もう5年も大型バイクに乗っていません。そのブランクからいきなりハーレーでアメリカ大陸横断というのには一抹の不安がありまして。幸いセント・マーチン島内にハーレー・ダビッドソンをレンタルしているバイク屋さんがあるので先日数時間試乗してきました。

その結果、運転操作自体は問題なさそうです。あとは約5,500kmという長距離に対して、体力的に耐えられるかというフィジカル面、途中でくじけないか?というメンタル面、それから日焼け対策、荷物の持ち運びなどの装備面が課題です。

以下のマップの通り、走るコースは大体決めてあります。ただ、コースも時間もガチガチに決めすぎると、何か起きた時にアレンジが利かなくなるのでこれは「大体の目安」です。

いよいよ出発が近づいてきました、今、非常にわくわくしています!