Granada(グラナダ)

2週間のヴァカンスが終わりました。本当にたくさんのところを訪れました。南スペイン1週間、南フランス1週間。あえて、電車でのアクセスの悪い、車なしでは行くことがほとんど無理っていうところを意識したレンタカーでの旅でした。
かなりタイムラグのある日記になりましたが、場所ごとにわけて行ったところのことを書いてみようと思います。

「コスタ・デル・ソル」
初日、マラガ空港からコスタ・デル・ソル経由でグラナダを目指す。
コスタ・デル・ソルは地中海に接する300kmにもわたる海岸沿いの地域の総称です。ワンダフル・ヴューに包まれながら車を運転することができた。まるで展望台から眺めているような綺麗な海がある。そして反対側に目をそらせると、山、山、山。しかし、この山というのがいわゆる緑の山ではなく、ほとんど木が生えていない。だから、裸に近い茶色の山。海は綺麗過ぎ、山は枯れた無骨な印象。このコントラストはすごい。そしてそのちょうど真ん中に道があるわけです。この道を走るのには感動した。

「グラナダ」
グラナダに着いたのは夜11時を過ぎていた…。とりあえず、24時間オープンしているユースホステルを目指す。街の外れにあるユースはわかりにくい。なんとかたどり着いて、部屋に入る。電気が消えている。なんだ、一人か、ユースなのに貸切みたいでラッキー、と思い電気を点けると、その電気を眩しそうに見てそして同時に迷惑そうな反応をするひとりの男が横たわっていた。うわっ!ごめんごめん。誰かいたのね。なるべく音をたてず、僕も即効で就寝。次の朝、彼はベルギー人であることが判明。彼は規則正しい生活をする素朴でハンサムなやつでした。
グラナダと言えば、アルハンブラ宮殿。このイスラムとキリストの混ざったすごい建物から見るグラナダの街は本当にエキゾチック。
夜には今回アンダルシアの旅のテーマであるフラメンコを観に行く。送迎付のはずなんだけど、運転手が約束の場所へピックアップにくるのを忘れるという信じられないハプニングが発生。チケットの手配をしてくれた人と一緒だったので、急遽タクシーで会場へ。このフラメンコは団体客も受け付けるところなんだけど、それでもはじめて観たフラメンコはとてもよかった。
それにしてもこのグラナダ、最高気温が46度くらいあった。たしかに暑いけど、湿度が低いから日影に入るとそこまではしんどくはない。でも日なたでは常に水を持ち歩き、飲むだけでなく、たまに体に水をかける必要がある。それよりも、この46という数字にびっくりした。過激すぎる、過激すぎるよアンダルシア、と独り言を言いながら、次の目的地コルドバへ向かった。